映画「インターステラー」の名言と鑑賞した感想おすすめ度

映画インターステラーのおすすめ名言

映画「インターステラー」の名言

インターステラーから、主人公ジョセフ・クーパー、ディラン・トマスの詩より、ジョン・ブランド教授、アメリア・ブランドの名言。

適応して生き残るんだ

約9分頃 インターステラーの主人公ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)

親は子供の記憶の中で生きる

約38分頃 ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)

穏やかな夜に身を任せるな

約49分頃 ディラン・トマスの詩より、ジョン・ブランド教授(マイケル・ケイン)

愛は観察可能な力

約1時間27分頃 アメリア・ブランド(アン・ハサウェイ)

映画「インターステラー」の名言解説

映画インターステラーのおすすめ名言1
適応して生き残るんだ、俺達みたいに

インド空軍のドローンから太陽電池を取り出し、農業機械で再利用しようとするクーパー。その様子を見ていた娘のマーフィーに語った言葉

映画インターステラーのおすすめ名言2
親は子供の未来を見守る幽霊だ

クーパーがラザロ作戦に参加することを猛烈に反対するマーフィー。クーパーは出発前になんとかマーフィーと仲直りしたいと考える。

クーパーは、マーフィーの亡き母親が言っていたこの言葉を使って、自分の気持を伝えようとした。

映画インターステラーのおすすめ名言3
ディラン・トマスの詩の一節

地球を出発したクーパー達は、土星到着まで約2年のあいだ休眠装置に入る。しばしの別れの前にブランド教授がクーパー達4人に送った言葉。(映画の翻訳から)

ディラン・トマスの有名な詩から引用したもの。この詩は、死にゆく父親へのディランの悲痛な声だが、映画の中では、クーパーたち乗組員に死に立ち向かうことを案じる言葉として使われている。

ディラン・トマスは、イギリス ウェールズ出身の詩人で20世紀の伝説的な詩人といわれた。「あの良き夜の中へ」は代表的な詩で、全文は「ディラン・トマス全詩集」で読むことができます。

「あの良き夜の中へ」が収載されたディラン・トマス全詩集を見てみる

「あの良き夜の中へ」ディラン・トマス全詩集より

あの良き夜の中へおとなしく入ってゆかないでください。

老年は日の暮れに燃え上がり荒れ狂うべきです。

怒ってください、光の死にゆくのを怒ってください。

映画インターステラーのおすすめ名言4
愛は私たちにも感知できる、時間も空間も超えるもの

水の惑星から帰還した、クーパーとアメリアそれにロミリーは、次の目的地をどこにするか話し合う。そのときのアメリアの言葉。

アメリアは、惑星が好条件の環境であることを理由に、エドマンズ飛行士が到着した惑星を勧めるが、クーパーはエドマンズとアメリアが恋人同士であったことを指摘する

映画 インターステラー名言まとめ

名言登場時間インターステラーの名言
約9分頃適応して生き残るんだ
約38分頃親は子供の記憶の中で生きる
約49分頃穏やかな夜に身を任せるな
約1時間27分頃愛は観察可能な力

映画 インターステラー

インターステラーは現在の科学の最先端の考察で描かれた、未知の宇宙に新天地を求めたSF映画の傑作!

インターステラーは、主演マシュー・マコノヒーで2014年に公開されたアメリカ映画、イギリス映画。監督はクリストファー・ノーラン。

インターステラーの特徴は、最先端科学をもとにした、有人による宇宙探査が見どころ。そして、宇宙飛行士と家族や仲間との絆と愛が描かれています。

ブラックホールや宇宙での時間と人間の一生とは?を考えさせられるヒューマンSF映画の一面もあり楽しめる映画です。インターステラーとは星間、惑星間のという意味。

インターステラーのサウンドトラックは、グラディエーターのハンス・ジマーが担当。インターステラーの世界をさらに引き立たせている。

映画 インターステラーのあらすじ

近未来の地球では、巨大な砂嵐の影響で、作物が実らず、地球の存亡の危機を迎えていた。

元宇宙飛行士のクーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフィーらとトウモロコシ農場を営んで暮らしていた。

娘のマーフィーは、自分の部屋で起きる不思議な現象をクーパーに伝える。マーフィーはそれが幽霊の仕業でポルターガイスト現象だと思っていた。

ある日、娘の部屋で本が落ちる音に気がついたクーパーは、その現象が特定の場所を示していることに気がつく。

クーパーと娘のマーフィーは、その場所を探索することにした。その場所は、厳重に警戒されており、そこでクーパー達は何者かに拉致されてしまう。

気を失っていたクーパーが目をさますと、そこがなくなったはずのNASAの基地であることを知らされる。基地では、人間の移住先を探すための計画が密かにすすめられていたのだった。

クーパーは、かつての仕事仲間のブランド教授と基地で再開することになる。

クーパーは、かつて宇宙飛行士であったことから、パイロットとして計画に参加するようにブランド教授から説得される。人類のため、家族のためにやむなく移住先を探す宇宙飛行士になる決意をするクーパー。

移住計画はラザロ計画と言われており、すでに新しい惑星探査のために3名の宇宙飛行士が送り出されていた。

クーパーは、マーフィーに理解してもらえないまま、アメリア、ロミリー、ドイル達と、宇宙探索の旅に出発する。

クーパーたちの目的は、移住可能性のある惑星を探査することだが、インターステラー(星間)の未知の宇宙で過酷な運命を強いられることになっていく。

映画「インターステラー」の主な登場人物

インターステラー登場人物

名言に関係する主な登場人物

ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)

元宇宙飛行士、ブランド教授の依頼で移住先惑星を探すパイロットになる。

アメリア・ブランド(アン・ハサウェイ)

ブランド教授の娘で博士。クーパーの同僚で移住先の惑星を探す。探査中でクーパーとの信頼を深めていく。

ジョン・ブランド教授(マイケル・ケイン)

地球でラザロ計画をすすめる、実質的な責任者で、ラザロ計画の真の目的を知る人物。

ヒュー・マン博士(マット・デイモン)

ラザロ計画で、クーパーたちよりも先に惑星探査に参加した先駆者。氷の惑星から信号をクーパー達に送り続けていた。

映画「インターステラー」のおすすめ度

映画インターステラー名言集

インターステラーは、SF映画としてはじめてワームホールやブラックホールが正確に描かれている映画!

インターステラーの脚本は、ジョナサン・ノーランで脚本執筆のために相対性理論をわざわざ大学で学んで書き上げたとのこと!

また、ブラックホールやワームホールを描くために理論物理学者も製作に関わっています。

映画 インターステラーは何度も楽しめる!おすすめ映画!

ブランド教授から、宇宙探査計画を知らされた主人公のクーパーは、計画名がラザロということを知らされる。

ラザロは、新約聖書に出てくる人物で、一度は病気で亡くなり、イエス・キリストの力で蘇る人物。

一度死んだ人物の名前が計画名に使われていることを、クーパーは不吉な名前だと思うが、

教授は、「ラザロは蘇っただろ」と言い、クーパーの話をはぐらかす。しかし、後々この計画名にも意味があることがわかってくる。

インターステラーは、映画の中で何気なく交わされた会話の一つ一つに意味があり、映画のクライマックスですべての要素がつながるよう作り込まれている!

ラザロ計画という名称もその一つ!できれば何度か見直すと、さらに発見があって楽しめるおすすめのSF映画です。

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